2019年台風19号対策サイト、千葉県COVID-19対策サイト、流山テイクアウトマップ、休校学習支援サイトなど、実際に動いたシビックテックの事例を使ってうまく機能した例とそうでない例をご紹介します。あなたの街のシビックテックにきっと役立つ例があると思います。
白澤 美幸
Code for NAGAREYAMA / CIVICTECHZENCHIBA
Code for NAGAREYAMA 代表 / CIVICTECHZENCHIBA 代表 / 流山テイクアウトマッププロジェクト 代表
北海道新型コロナウイルス感染症まとめサイトを立ち上げた経緯や、北海道版を立ち上げたJUST道ITとはどういう団体か。北海道版を作っている中で苦労したことや、パフォーマンス改善などのために北海道版で行った工夫について話させていただこうと思います。
吉沢 太佑
JUST 道 IT
北海道新型コロナウイルスまとめサイトの開発に参加しています。旭川高専の4年生です。いつもはKotlinなどでminecraftのサーバの開発をしています。
コロナ対策でテイクアウト店が増え、各地でテイクアウトMAPが作られています。それらのMAPはテイクアウト専用でデータ形式、ライセンス、保存場所もバラバラです。将来に備えて今の社会情勢を記録し、データ形式と保管場所を一元化しつつ、市民が中心となって作る「みんなでテイクアウトMAP」をご紹介します。
坂ノ下 勝幸
諸国・浪漫 / Code for Kusatsu&Harima / OpenStreetMap Foundation Japan
基本情報 twitter: @K_Sakanoshita / facebook: K.Sakanoshita 主な所属コミュニティ・団体 OpenStreetMap Foundation Japan 諸国・浪漫/Code for Kusatsu/Harima 主な活動内容 オープンデータソン/マッピングパーティ/ウィキペディアタウン開催および協力 オープンソース/データの活用(アプリ開発など)目指していること 地元の情報は、自分たちで発信する文化を作る 現場こそ最強のツールとデータが使えるように
兵庫県 新型コロナウイルスまとめサイトの立ち上げから現在まで、どんな開発を行ってきたか、どのような工夫をしたのか、またどんなことに気をつけたのかについて、運用やデータの見せ方などを中心にかいつまんでお話します。
芦田 裕飛
兵庫県 新型コロナウイルスまとめサイトプロジェクト
16歳の高校生。「兵庫県 新型コロナウイルスまとめサイト」のデータ管理やグラフ管理を行っている。普段は暗号通貨などを主に触っているが、兵庫県版のまとめサイトや、本家東京都版へのコントリビュートを通してWeb技術を学びながら開発を行っている。
東京都 新型コロナウイルス感染症対策サイトの地方版として岡山県 新型コロナウイルス感染症 対策サイト (非公式)を立ち上げた経緯や、行政に新型コロナウイルス感染症に関するオープンデータを公開していただくために行ったこと、私が初めてシビックテックに関わって感じたことを話そうと思います。
藤原 出帆
岡山県版 STOPCOVID19
17歳のWebエンジニア。中学2年生の時にプログラミングを独学で学び、Webを専門に活動を始める、2019年に国立研究開発法人 情報通信研究機構(NICT)が主催するセキュリティ人材育成事業「SecHack365」に参加し優秀修了を収める。その後、新型コロナウイルス感染症 対策サイトを通じてシビックテックに興味をもち岡山県版を派生サイトとして立ち上げる。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、緊急事態宣言が発令されて1か月が経ちました。外出の自粛が続くことで増えた「おうち時間」で、興味はあったけど普段できなかったことをやってみることにしました。テイクアウトマップを作ったり、ZOOMでイベントを開催したり、やってみるといろいろな発見があったので、紹介したいと思います。
金原 美穂
泉大津市消防団 / 大阪市立大学都市防災教育研究センター特別研究員
1970年大阪生まれ大阪育ち。ラジオ体操会、ダンスチームなどで活動する運動オンチ。これまでの散らかった趣味や多様なコミュニティパスを防災に活かすため、昨年地元消防団に入団し防災士資格も取得。GISに興味あり。地域防災に活かしたいと思っています☆
今までCivicTechの存在すら知らなかった一社会人が、栃木版新型コロナウイルス感染症対策サイトを立上げ、チームを組織し、県へオープンデータの申し入れまでを行った経緯をお話します。そして、今何が課題なのか、今後どこへ向かおうとしているのか、悩みも含めて赤裸々にお話します。
石田 祐介
covid19-tochigi
栃木県在住ながら東京の企業に所属しコロナ前からリモートワークを実践している会社員。暗号技術関連の研究開発に従事。3人の子どものパパ。大企業を辞めて起業するも失敗し再び会社員となり現在に至る。東京のコロナ対策サイトに触発され栃木版の派生サイトを立ち上げる。
奈良県版のまとめサイトの立ち上げの経緯について、東京・北海道・愛知など先行サイトを参考に、県内 Code for 関係者を中心に、初めて触れるモダンな構成でのサイトを構築、運用・コンテンツの追加の流れ、自治体との連携を通して、オープンデータがこうかいされるまでの概要をお話しします。
石塚 康司
Code for Nara
Code for Nara代表。大阪府堺市に生まれ、大学まで過ごす.卒業後から奈良県在住。大手メーカのIT系部門に勤めたあと、フリーランスを経て現zukatech合同会社。海外旅行(逃亡?)好きだが、今はどこにも行けず自宅にこもりきり。
東京都の新型コロナウィルス感染症ポータルサイトから福岡市版、福岡県版のサイトをCode for Fukuokaで立ち上げました。自治体公式版ではなく、自治体は協力として、Code for Fukuokaで運営してしています。立ち上げに至るまでの経緯や自治体との連携についてお伝えします。
德永 美紗
Code for Fukuoka
Code for Fukuoka 代表。普段は二人の子育てをしながら地場のIT企業でシステムエンジニアとして働いています。二人目出産後2014年ごろから、オープンデータやビックデータ関連の勉強会、イベント、セミナーに参加してきました。2015年に総務省主催のオープンデータコンテスト福岡にてアイデア部門優秀賞を受賞。2018年のCode for Fukuoka 再スタートからは、主体となって福岡でのシビックテック活動を進めています。
私は、障害などによって理解に限界がある人向けの「新型コロナウイルスの情報サイト」を立ち上げました。どうして、やさしい日本語だけで十分でないと感じているのか、日本の障害者を取り巻く環境から、命に関わる情報の伝え方についてお話しします
Pen
イトナブ石巻
イトナブ石巻 ソーシャルコンテンツアドバイザー 自らも先天性の障害を抱えながらもwebエンジニアとして、働く
民間支援情報ナビ(vscovid19)の静岡県版を作成しました。いきさつや立ち上げ当初の様子, 現在までを紹介します。また新型コロナウイルス関連で静岡県内で有志で行われている事例も共有します。
佐野 浩士
佐野設計事務所
普段は自動車機械設計業のIT含めた何でも屋。静岡県富士市在住。5375.jpの富士市版を作成したことをきっかけにシビックテックに興味を持ちました。静岡のPythonコミュニティに参加、PyCon mini Shizuokaのスタッフ
covid-19の感染拡大により接触削減や外出自粛で国民に行動変容が強く求められている。日本は災害大国であるが、昨年も数多くの自然災害が発生し、年々激甚化している。今年も間違いなくどこかで自然災害が発生する。自然災害が発生しそうな時には迅速な避難行動を行う必要があるが、外出自粛、3密NG、ソーシャルディスタンスが強く求められる中で、どのように行動すべきか、何をすべきかを考えてみる。
澤田 学
Code for Snow
本職は大手通信会社の関連会社でコンタクトセンタースタッフとして5年勤務する傍ら、過去に鳥取に住んだ経験から雪に対しての興味を持つ。2019年1月にCode for Snowを立ち上げる。2020年4月に札幌に移住予定だったが、covid-19感染症の影響で無期限延期を余儀なくされている。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により切迫するNPOとの協働におけるCode for Japan/STO創出プロジェクトの支援を通したプロジェクトの今とこれからを伝えます。今起きている変化に対応するため、数々のご相談が舞い込んでいます。これらプロジェクトやSTOとして参画する団体などで今まさに起きているリアルを共有しながら、STO創出プロジェクトとしての今とこれからもお伝えします。
藤井大祐・菅野晶仁
Code for Japan / STO事務局
【藤井】大学院卒業後、SIerを経て現職。学生時代NPOで感じたIT課題の解決に貢献したくSTO事務局に参加。NPO向けCOVID19対策サイトに従事【菅野】Webエンジニア、PM、マーケティングや企業のCSRなどプランニングを経験。民間企業数社の役員、ETICのSTOとSTO事務局を担当
「明日からあなたのWebサイトを4ヶ国語に展開してください」どうやって翻訳をまとめればいいの!? ―― About usからボタンのラベルまで、Webサイト上のあらゆる文章を翻訳・管理するにあたって、汎用ツール「Google スプレッドシート」と専用ツール「Transifex」にはそれぞれどんなメリット・デメリットがあるか、東京都コロナ対策サイトでの事例をもとに解説していきます。
渡邊 響
一般社団法人 コード・フォー・ジャパン / 東京藝術大学
Code for Japan インターン生。東京都新型コロナウィルス対策サイト コントリビューター。暗号通貨ウォレットやその他OSSプロジェクトの開発・翻訳、Discord BOT制作なども行っている。東京藝術大学作曲科2年在学中。
開発チームでは問題なくできていたフルリモートが非開発チームではやりにくく、問題が発生した。なぜ、開発チームでは問題なくフルリモートができて、非開発チームではそれができなかったのか、実践を通して考察。私達がなぜ、オフィスや「場」に縛られコミュニケーションを取っていたのか、すべての人が場所に縛られない世界(逆説的に多様な場を選択できる世界)の実現可能性、after コロナの世界、未来について考える。
小幡 洋一
pickupon株式会社
2015年IAMASを修了。その後、ディレクターとしてCGMシステムやアナリティクス プロダクトの開発に携わる。その後2018年1月にopen net work labに採択され2018年2月にpickupon株式会社を起業しCEOとして参画。その後IBM Blue Hub、Plug and Playなどのアクセラレータープログラムに採択されながら、架電シーンの「体験」をテキストと文字をブリッジした第三のメディア(媒介)で共有できる「pickupon.(ピクポン)」を開発・運営。
COVID-19の感染拡大に伴い、コロナウイルス関連詐欺や病気・衛生の情報が飛躍的に増加。一方で、一見関係性のない不審者やひったくり等にも変化が!?全国の不審者・治安情報を配信する「ガッコム安全ナビ」が保有する40万件以上の事件データを使用し、最新の傾向を紹介しつつ、アフターコロナ・ウィズコロナの世界における不審者や犯罪について考えます。加えてオープン川崎のCOVID-19への取組も少しご紹介!
山田 洋志
株式会社ガッコム / オープン川崎/Code for Kawasaki
株式会社ガッコム代表取締役社長 オープン川崎/Code for Kawasaki副代表 NPO法人ダイバーシティワールド理事 慶應義塾大学経済学部卒 教育データ×ITのベンチャーを経営する傍ら、途上国の子どもたちに絵本を配る活動や川崎でのシビックテック活動等。世界一周経験者でこれまで80か国を訪問。1児の父。
COVID-19を含む災害への今後の備えという点からも「今」を残していく大切さ。情報は集めるのみならず「整理すること」で使われるのではないか。風土に根ざす「百姓の哲学」を残していくことの意味。
由井 英
株式会社ささらプロダクション
映画監督|株式会社ささらプロダクション所属 、宮城大学非常勤講師 映画「オオカミの護符」や海外番組などを製作。2019年7月より事務所に一角にCafé&Restaurant「谷戸の下」をOPEN。映画制作と畑仕事を両立する暮らしのあり方を模索中。
広範に休校が継続する中、学校をオンライン化した自治体は5%止まり。この数値を100%にするために、①導入済自治体の事例や普及状況の可視化、②導入マニュアルの作成、③教員・保護者のサポート体制構築等、皆様のお力を拝借したく、また④アフターコロナのオンライン授業の可能性(過疎地域・不登校・学級閉鎖等対策)も議論できたら幸いです。全国の児童生徒が生活リズムを取り戻し、教員・友達と繋がることが目標です。
竹内 明日香
一般社団法人アルバ・エデュ
海外投資家や日系企業へのアドバイザリーを行いながら、14年㈳アルバ・エデュを設立、自治体に出前授業や教員研修、教材や教員向け指導書を提供。2020年3月「オンラインおうち学校」を開校、業界の第一人者による双方向授業を日々提供。あわせて学校やPTA経由の授業オンライン化を支援。授業提供生徒数22,000人。東京大学法学部卒、日本興業銀行出身。三児の母。
飲食店経営をモデルにアフターコロナをどうやって生き残るか。やるべき事を直近 短期 中期 長期に分け提言。その後日本の特に地方都市のあるべき経済活動の変化についてお話させていただきたいです。
湊 信次
Issekisanchou di bar(韓国料理店)店主
20代よりモデル事務所に所属 スチール CM ドラマ ショーと場数だけはこなし現場対応抜群の使い勝手飲食店経営も約二十年のキャリア!そのキャリアを生かしスタジオでの生料理コーナーのレギュラー出演を2年間 グルメレポーターを1年間。情報誌にて料理レシピの連載を4年間地元新聞社文化センターなど様々なところでの料理教室講師および講演活動を歴任。コンビニエンスストアー店とのコラボ企画など様々なイベント企画など。JA等の商品開発や販促コンサルティング業務や羽咋市の地域おこし協力隊にも就任。2016年 韓国文化院主催 韓国料理世界大会にて日本代表として出場 トップ10入りをはたす。
伊藤 侑果
Code for Yokosuka
Code for Yokosuka クリエイティブ担当。横浜生まれ、横須賀育ち。逗子市在住。生粋の三浦半島っ子です。 3年間ほどソフトウエア開発のベンチャー企業で企画・広報をやってました。 最後の1年は行政の三セクへ出向→IoT導入推進に関するコーディネーターでした。 現在はフリーランスでコーディネート・コンサルの事業をしています。
4月24日に、「くらしの足をなくさない!緊急フォーラム −新型コロナウイルスによる交通崩壊を止めろ−」と題した公共交通の現状を訴えるイベントをZoomとYouTube Liveを使ってオンライン開催しました。ITと縁遠いと思われたかもしれない公共交通業界からなぜこのような素早い動きが作れたか、その背景やイベントの内容、様々に広がりつつあるインパクトについて紹介します。
伊藤 昌毅
東京大学
IT×公共交通を専門とし、産官学を繋ぐ実践志向の研究者。ITと交通とを橋渡しするカンファレンス「交通ジオメディアサミット」の開催や、地域交通の現場に寄り添った公共交通オープンデータの推進活動などを行っている。国土交通省、経済産業省、沖縄県などで委員を務める。